食洗機選びに必須!!食洗機のタイプをご紹介

こんにちは!momoです。
食洗機を選ぶ前にどんなタイプが販売されているか知る必要があります。
このページでは全ての食洗機のタイプをざっくりと説明します。
目的の食洗機タイプが決まったら詳細ページを参照ください。
そもそも食洗機ってどんな家電?
このページでは、食洗機(食器洗い乾燥機)の基本的な説明を省略します。
食洗機がどのような家電であるかについては、詳細を知りたい方は下記のリンクから別の記事をご覧ください。
そこでは、食洗機の機能や利点について詳しく解説しています。
食洗機タイプは大別2種類+α
スタイリッシュなキッチンを目指すならビルトイン

ビルトイン食洗機は、キッチンデザインの優れた一部として組み込まれる、洗練された選択です。このタイプの食洗機は、キッチンのワークトップ上に余計なスペースを占めず、ホースや電源コードも目立たないため、キッチンが常にすっきりとした印象を保ちます。
さらに、ビルトイン食洗機は幅広いニーズに対応するため、1〜3人用のコンパクトモデルから、4〜5人家族向けの大容量モデルまで揃えています。大型のモデルは、日常的に多くの食器を使用する家庭や、大皿やフライパンなどの大きな調理器具を洗いたい方に特に最適です。
ビルトイン食洗機をキッチンに取り入れることは、まさにキャビネットに完璧に収まる芸術作品のような設置を可能にします。ただし、既存のキッチンに新たにビルトイン食洗機を導入する場合は、キャビネットの改造や排水管の工事が必要となることがあります。キッチンを一新するこのチャンスを活用して、より機能的で美しいキッチン空間を実現しましょう。
取り付け簡単な据え置き・卓上食洗機
据え置き・卓上食洗機は、キッチンのワークトップや他の利用可能なスペースに置いて使う、実に便利なタイプの食洗機です。これは、大がかりなリフォームが必要ないため、特に賃貸住宅にお住まいの方やビルトインタイプの設置が難しい場合に理想的です。簡単に設置でき、快適なキッチン生活をすぐに始めることができます。
据え置き型食洗機には、「分岐水栓式」と「タンク式」の2つの給水方式があります。
既存キッチン水栓と接続する分岐水栓式
分岐水栓式の食洗機は、既存のキッチン水栓と接続して使用するタイプの食洗機です。
この方式は、特にキッチンに食洗機用の専用給排水設備がない家庭や、賃貸住宅に住んでいる場合に適しています。
置くだけで設置完了!タンク式
タンク式食洗機は、給水や排水のためにキッチンの水道設備に直接接続する必要がない、独立型の食洗機です。このタイプの食洗機は、内蔵された水タンクを手動で水で満たし、その水を使用して食器を洗浄します。排水も同様に、内蔵の排水タンクに溜められ、後で手動で排出します。
限られたメーカーだけが販売している給水式
シロカ公式オンラインストア
給水式食洗機は、バケツに水を入れ、そこに給水ホースを差し込んで使用するタイプです。このシステムでは、食洗機が必要な水をバケツから自動的に吸い上げます。このタイプの食洗機は、「シロカ」「サンコー」「Comfee’」など数社からのみ販売されています。
給水式は、タンク式食洗機と比較して利便性が高いと考えられています。タンク式では、使用する度に食洗機に直接水を入れる必要がありますが、給水式ではバケツに一度水を入れておけば、それ以上の手間は不要です。このため、給水式は日常の使用において手軽さが増す可能性があります。
一社限定!?変わり種の携帯可能超音波食洗機
調査した中で一社だけが変わった食洗機を販売しているようです。
なんとシンクの中に機械を入れてスイッチオンする一風変わった食洗機のようです。
家庭別食洗機選定ポイント
- 新築:ビルトイン
- リフォーム:ビルトイン or 分岐水栓式
- 既存住宅で工事なし:分岐水栓式 or タンク式
- 賃貸(分岐水栓あり):分岐水栓式
- 賃貸(分岐水栓なし):タンク式
新築なら「ビルトイン」
新築の家を計画しているなら、キッチンには「ビルトイン」タイプの食洗機を選ぶのが最適です。なぜなら、ビルトイン食洗機はキッチンデザインと完璧に調和し、洗練されたすっきりとした外観を生み出します。
さらに、分岐水栓式やタンク式の食洗機とは異なり、ビルトインモデルは専用のスペースを必要としないため、新築時にキッチンスペースを最大限に活用できます。キッチンの美観と機能性を高めるためにも、新築の際はビルトイン食洗機の導入をおすすめします。
リフォームなら「ビルトイン」or「分岐水栓式」
リフォームを検討中の方には、キッチンの状況に応じて「ビルトイン」または「分岐水栓式」食洗機の導入を推奨します。
リフォームの範囲が広ければ、キッチンを完全に一新し、「ビルトイン」タイプの食洗機の設置を検討するのが理想的です。この選択肢は、キッチンに洗練された一体感をもたらし、スペースを最適に活用します。
一方、大規模なリフォームが難しい場合は、現在のキッチン設備に分岐水栓を追加して「分岐水栓式」を選択するのが良いでしょう。
リフォームの際は、これらのオプションを検討し、キッチンの機能性とデザインを最大限に引き出しましょう。
既存住宅で工事なしなら「分岐水栓式」or「タンク式」
既存の住宅で食洗機を導入したいけれど、工事はしたくないという場合、キッチンに既に分岐水栓が設置されているかどうかが重要な判断基準になります。
分岐水栓がすでにある場合は、「分岐水栓式」食洗機が最適です。これは既存の水栓に直接接続でき、手軽に設置できる利点があります。
一方、分岐水栓がない場合は、タンク式食洗機が選択肢として考えられます。タンク式は水道設備への接続が不要であり、どこにでも設置可能ですが、使用のたびに水を補給する必要がある点がデメリットです。このため、今回の選択肢としては優先度を低めに設定しました。
結論として、既存住宅での食洗機導入には、工事の必要がない「分岐水栓式」または「タンク式」が適していますが、使い勝手や設置の容易さを考慮して選択しましょう。
賃貸で分岐水栓が設置ありの場合「分岐水栓式」
賃貸住宅で分岐水栓がすでに設置されている場合、食洗機選びの最適な選択肢は「分岐水栓式」です。このタイプの食洗機は、既存の水栓に簡単に接続でき、賃貸物件の設備に変更を加えることなく使用することが可能です。
分岐水栓が既に設置されていることにより、賃貸を退去する際の原状回復の手間や費用の心配もありません。これにより、安心して食洗機を設置し、日々の食器洗いを効率的に行うことができます。
このように、分岐水栓式食洗機は賃貸住宅において非常に便利で手軽な選択肢となり、キッチンの利用をより快適にするための理想的な解決策と言えるでしょう。
賃貸で分岐水栓が設置なしの場合「タンク式」
賃貸住宅で分岐水栓が設置されていない場合、タンク式食洗機がおすすめです。この選択の大きな理由は、賃貸物件での原状回復義務にあります。
分岐水栓の設置は、通常、水栓自体の変更を伴います。しかし、賃貸契約では、退去時に元の状態に戻す必要があるため、このタイプの改装は複雑になる可能性があります。水栓を交換した場合、部品の摩耗や水漏れのリスクが生じることもあり得ます。
もちろん、管理会社やオーナーとの交渉次第で分岐水栓の設置が可能な場合もありますが、そうでない場合、タンク式食洗機は最適な解決策となります。タンク式なら、水道設備への直接の接続が不要で、設置と撤去が簡単で、原状回復の心配も少ないからです。
つまり、賃貸住宅で手軽に食洗機を導入したい場合、タンク式は理想的な選択肢となります。快適なキッチンライフを手軽に実現しましょう。